脂肪吸引とは?

脂肪吸引は特殊な”カニューラ”という細い金属の器具で脂肪細胞を吸引する方法です。

カニューラは下にある写真のような形状をしており、先に小さな穴が開いています。ここから脂肪細胞が吸引されていきます。


これらの管は直径が約3~4mmと非常に細いものとなっています。この細い管を使って小さな穴から広範囲の脂肪細胞を吸引することが可能となっています。

スキンプロテクターで摩擦熱から皮膚を保護します

脂肪吸引では吸引棒と皮膚の間に摩擦熱が生じ、やけどを起こすリスクがあるため、特殊なプロテクターを用いて、皮膚が摩擦熱で損傷するのを防いで吸引を行っています。


チュムセント液で出血を抑え、安全な脂肪吸引を行います

脂肪吸引手術では、脂肪層にtumscent液という、止血剤の入った局所麻酔液を注入することで、吸引に伴う出血を抑え、安全に手術を行うことが可能です。


ウルトラZ(超音波発生装置)で脂肪を融解させてから吸引を行います

ウルトラZ

脂肪細胞はそのままだと塊になっていて、細い管では吸引しづらいので、”ウルトラZ"という特殊な超音波脂肪細胞破砕装置を用いて液状化させて吸引していきます。


ダイエットと脂肪吸引の違い

ダイエットでは脂肪細胞の数は減らず、その代わりに脂肪細胞一個一個の大きさが小さくなったり大きくなったりして、結果太くなったり細くなったりします。


それに対して、脂肪吸引では脂肪細胞一個一個の大きさは変わりませんが、脂肪細胞の数が減ります。減った分だけ細くなる感じになります。減った脂肪細胞は基本的にもう増えませんので、リバウンドしにくいのが特徴です。


脂肪吸引の麻酔は?

手術は部位にもよりますが、硬膜外麻酔を併用した全身麻酔で行います。
硬膜外麻酔を併用することで日帰りに適した麻酔管理が行えるようになります。
手術は基本的に寝ている間に終わってしまいますので、患者さん本人としては痛みなどの苦痛なく手術を受けて頂くことが可能です。


手術するにあたっては、血圧のチェックや現在治療中の病気の確認、内服薬の確認や採血を行っての全身状態の評価が必要です。

きちんと健康状態を確認することで、一人一人の体の状態に応じた適切な術前術後管理を行い、手術を安全に進めていきます。

術後の圧迫

手術後はしっかり吸引部分を圧迫し、腫れや内出血を抑え、吸引後しっかり引き締まったボディーラインになるようにしていきます。